冷たい雨が一日中降りしきった2月14日、鹿児島雅友会9人で南さつま市の坊津学園を訪問しました。鹿児島雅友会では、雅楽を多くの方に聴いてもらいたい、もっと身近に雅楽に触れてもらいたいという願いをもって演奏活動しており、これまでも小中学校や 大学等で演奏会や授業を行ってきました。
坊津学園は今年度より小中一貫校で新たに始まった県内でも話題の学校の一つです。学園は摂光寺さまの近くにあり、海と山に囲まれた素晴らしい場所に存在します。 しかし、素晴らしかったのは環境や校舎ばかりではなく、子ども達がそうでした。私たちが学校につくやいなや、児童生徒達が『こんにちは』 『よろしくお願いします』と笑顔で元気よく挨拶をしてくれました。まさしくここに在籍する子ども達こそ素晴らしいと、そんなことを感じることでした。
さて、演奏場所は児童生徒が一緒に給食をいただくランチルームなるところ、ここからの景色がジブリ映画に出てくるような絶景でして、ここに子ども達100人程と先生方や地域の方々があい集いました。今回も10月のイベント「ボウズ・ミーツ」に引き続き、ハープ奏者の野元さんとのコラボレーションで、全部で6曲、70分の演奏会でした。途中に「体験コーナー」の時間を設け、子ども達に実際に楽器に触れてもらったところ、大変興味を持ってくれた様子で、一生懸命に音を奏でておりました。私たちとしても、子ども達の反応をダイレクトに感じることができるので、とても楽しい時間となりました。
坊津学園の皆さん、ありがとう!
