親心を節にのせて

2月18日(水)は常例法座。御講師が熊本教区の覺應寺の葦原江水先生でしたので、高座にて節談説教をお願いいたしました。節談説教とは南無阿弥陀仏のみ教えを節にのせて伝える浄土真宗独特の布教スタイルで、先生は東保流の流れをくむ話題の布教使です。当日はイスが足りなくなるくらいの満堂で、先生の大きな声、心地よい節、分かりやすいお話にお同行の皆さん真剣に耳を傾けていらっしゃいました。特に節に乗せて聞かれる阿弥陀さまの親心の一節は、涙なくして聞けぬほど有り難いお話でした。

さて、21日は2月の月例子ども会でした。この日は串間市の旧吉松家住宅に見学に行きました。ここは明治から昭和時代にかけての串間の政治経済にに大きく貢献した吉松氏によって大正年間に建築された建物です。白壁土蔵や茶室風離れ等近代和風建築の粋を味わえましたし、また台所や昔の道具等が展示してあり、先人達の暮らしぶりも感じることができました。ひな祭りの季節ということもあり、たくさんのひな壇が飾ってあり、こちらも大変見所がありました。

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