鹿児島雅友会の夏期研修が9月3日(月) 鹿屋市花岡町の浄福寺さまにて開催されました。
雅友会とは鹿児島県内の本願寺派の僧侶で組織されている雅楽の団体で、鹿児島別院や県内寺院の法要などで雅楽を演奏しております。
この夏期研修は毎年県内の寺院を巡って開催しており、今年の会所は こちらの若院さんが雅友会の役員ということもあり浄福寺さまに引き受けていただきました。浄福寺さまはミニほとけのあるお寺としても有名で、島津時子さまが嫁入りの際に持っておられた貴重な秘仏を拝顔させていただきました。
今回の研修の課題曲は壱越調の賀殿急と武徳楽の2曲でして、まずは各楽器に分かれて一時間程練習をし、合奏にて音チェック、それぞれに注意点などを確認し合いました。
その後、南隅組の門徒の方々が本堂に集まり ちょっとした演奏会を行いました。この方々はこの度 雅楽会を立ち上げ、雅楽を習うということで真剣な表情で聴いておられました。私も鳳笙の講師ということでこれから月に1回出講することになり、私自身基礎を学び直さねばと思うことであります。
さて、鹿児島教区の親鸞聖人750回大遠忌法要が平成25年11月のお勤まりになりますが、それに向けて私たち雅友会でも本腰入れて雅楽を研鑽していかなければなりません。皆一丸となって精進して参りましょう!