300人超の仏婦会員が参集

11月10日(土)【東隅組第45回仏教婦人大会】ならびに【第37回若婦人大会】が正心寺にて開催されました。この大会に向けて、当寺の仏婦三役、副住職や坊守を中心にこれまで企画や準備に取り組んでまいりました。大会の1ケ月前ほどからは、夜に数回お勤めや献灯・献花の練習を行ったりもしました。
当日は東隅組各寺より300名を超える仏教婦人が参集し、本堂からは人があふれ、向拝や境内のテント内のイスに座ってもらうほどでした。

 夜の練習の成果も現れ、賑々しく開会式が終わると、引き続き記念法話、この度の御講師は熊本教区 宝林寺ご住職 經 智敬先生で、リズムカルに話される先生のご法話に、皆楽しくみ法のひと時を過ごしたことでした。
 その後、東隅組2ヶ寺のご門徒お二方より体験発表があり、お寺とのご縁をいただいたことを慶んでいるということ、お仏壇の前で手を合わす姿が子どもたちに伝わるということ等、すばらしい意見が発表され、皆その話を聞いて感動し涙を流す方もおられたようでした。
 
 さて、今回のテーマは『いま聴き伝えよう み法のよろこびを』でした。私たちは今こそ仏法に我が生き方人を問い 聞いていかなければなりません。真にお念仏のみ教えに出あったならば、そのよろこびは決して自分の中だけで留まるものではありません。自ずと誰かに話したい伝えたいという思いが沸々と湧き起ってくるのではないでしょうか? 伝えるということは何も特別で難しいことではなく身近なことかもしれません。お寺のご法座で聴かせていただいたことを、『今日はね、ご講師の先生からこんな法話を聞いたよ』『法話を聞かせてもらって私はこんなふうにお味わいさせてもらったよ』ということを、家庭で夫婦で親子で、また友達やご近所の方にでも話をされるとお念仏の輪がもっと広がっていきます。お念仏の輪がさらに広がりますと、仏教的な柔らかなる社会も構築されるのではないかと私は思っています。

 この大会に向けて当寺仏婦会員の皆さまと一丸となって進めてまいりました。境内や本堂の清掃、大会までの準備、当日の配役等、多くのおかげさまにより有意義な素晴らしい大会になりましたこと、心より感謝申し上げます。 今大会を機にますます正心寺が盛り上がり、ますますお念仏慶ぶ方々が増えていくことを願っております。
皆それぞれに 『いま聴き伝えよう み法のよろこびを』

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