聖人のご恩徳を讃嘆

11月28日と29日、真宗門徒の一大仏事である報恩講を勤修いたしました。二日前の26日に総代さん仏婦の役員さんと境内や本堂を清掃したり、五色幕を張り幟を立て準備を整え迎えたことでした。初日は快晴、二日目はあいにく冷たい雨が降りましたが、両日会わせて多くのご門徒方にお参りいただきました。ある自治会では初めて報恩講に参られた方も十数人おられ、あとから感想をお聞きしましたら『お斎もご法話も素晴らしく、楽しい時間を過ごしました。お寺って楽しくていい雰囲気ですね』と嬉しい言葉を聞きました。

今回のご講師は熊本教区 八代組 勝明寺 木下明水師、彼は面白い経歴の持ち主で、以前芸能界で活躍していたとのこと。滑らかでやわらかい口調で、とてもわかりやすく且つきちっと話され、とても有難いご法話でした。なかでも、阿弥陀さまが声の仏さまになって私に至り届いているというところのお話はご門徒方も大変深くうなずいてお聴聞されておりました。お法いっぱいの二日間で、皆と共々に聖人のお徳を讃嘆させていただきました。

当寺の報恩講は終わりましたが、今度は参り合いのお寺さんや鹿児島別院の報恩講出勤が立て続けに16日まで。それに自治会の報恩講もスタートしました。
来月は本山のご正忌報恩講にも奏楽出勤で参らせていただきます。
冬は報恩講オンパレード! 有り難いなぁ! 
恩に報ゆる仏道を、ただただ歩むばかりです。

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