お浄土の世界を感じる

6月の子ども会は梅雨ということで雨も降っていましたので、本堂内で出来る活動「ミニ仏壇」づくりを行いました。皆で正信偈のおつとめをした後、法話で阿弥陀さまと極楽浄土の世界の話をさせていただいてから制作に入りました。このキットは「まことの保育」の教材で、阿弥陀さまのお浄土を学ばせていただくものです。

「仏説阿弥陀経」というお経に説かれている『極楽浄土の池に開く蓮の花は、青い花からは青い光が、黄色い花からは黄色い光が、赤い花からは赤い光が、白い花からは白い光が照らし出され、穏やかで清く香り豊かな世界を作り出している』という様子、また『極楽浄土では、白こう・孔雀・鸚鵡・舎利・迦陵嚬伽・共命鳥という鳥たちが、一日中、言葉には表せないほどの美しい声で仏さまの徳を讃え・・・』という六鳥の様子、そしてもちろん阿弥陀さまのお姿などが描かれてあり、それらを意識しながら制作しました。

昨今、お仏壇のない家庭が多い中、ご家族で両手合わす機縁にしていただければ嬉しいです。

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