映画史に革命

いま世間で大注目!話題の映画といえば、スタジオジブリの【かぐや姫の物語】です。もちろん私も…というか家族で見に行きました。当寺から20数分のところに都城シネポートという映画館があります。

この映画を見た瞬間、衝撃をおぼえました。といいますのも、まず映像がスゴい! こんな映像見たことない!という感じでした。淡いの色彩、筆で描いたような柔らかいタッチ、まるで水彩画。これがアニメーションとして動くからこれまたスゴい! これまでのアニメ映画の歴史を覆すほどに美しい作品となっております。
内容はそれぞれに味わっていただきたいので特記しませんが、非常に仏教的なニュアンスが導入されています。

この映画の主題歌「いのちの記憶」を歌っているのが私の友人でもある二階堂和美さんです。エンディングで曲が流れますが、この映画を集約する素晴らしい1曲です。
あと、この映画をベースに作成されたアルバム「ジブリと私とかぐや姫」これがまた快作です。私がビックリしたのが、CDの中に高畑勲監督と二階堂和美さんとが交わした手紙のやり取りが入っており、「いのちの記憶」の曲制作のいきさつ等がよく分かります。ライナーノーツではなくアルバムの中にこんなものが入っているなんて何と画期的!斬新!やはりおもしろいなぁ!

アルバムもオーケストラVrや映画の挿入歌など盛り沢山。私の娘はそれらの曲をいつも口ずさんでいます。

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