拝啓 東日本大震災

3月4日に訪問した宮城県の仮設住宅の壁に貼ってあった言葉です。

拝啓 東日本大震災 様

あの日 あなたがいらしてからというもの私たちの生活は一変しました。
大切な人やモノを失い、生きる気力さえも失いました。
正直あなたを恨みました。
それは今でも変わらず一生背負っていくでしょう。

でも、少しだけ感謝しています。
「人の温かさ」「普通の生活」がどれだけ尊いか、
「今という瞬間」がどれだけ貴重であるか、
私達が忘れかけていたものばかりです。
これからの私達を見てください。きっとあなたが驚くほどの力で現状を打破し、元の生活以上の素晴らしい未来を築いていくことを。

敬具

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