雅友会 講師を招き研修会

8月22〜23日にかけての二日間、雅友会の研修会が本願寺鹿児島別院開催されました。これは11月に勤修される【鹿児島教区鹿児島別院  親鸞聖人750回大遠忌法要】に向けての大切な取り組みの一つです。今回は講師を招いての研修会で、大阪より勤式指導員の岡本正治先生・高橋昭人先生・圓隆史先生にご来院いただきました。
1日目 まずは打ち物(打楽器)から始まり、鞨鼓・大太鼓・鉦鼓のバチの握り方たたき方や作法を細部に至るまで指導していただき、その後は吹き物(管楽器)の指導、龍笛・篳篥・鳳笙の管別に分かれての練習でした。課題曲は壱越調(いちこつちょう)の賀殿急(かでんのきゅう)と太食調(たいじきちょう)の合歓塩(がっかんえん)と抜頭(ばとう)の3曲で、唱歌を歌い音の上げ下げを確認してから吹き合わせしました。私の担当楽器は笙なので岡本先生、音取も先生から一人ずつご指名があり、良い緊張感の中で研修が行われました。

2日目は一時間ほど管別練習があり、その後、本堂で合奏いたしました。管別練習では息の合った演奏でも合奏となるとズレが生じたりするので、拍のスピードや音の高低などに留意して演奏するのがやはり難しいと改めて感じることでした。

この度の研修会は先生方の巧みなるご指導のおかげで、充実した研修会となり、法要へ向けてさらに気運が高まって参りました。教区の僧侶として、奏楽員としてこの法要にいかに臨みそして精進していくのか、そして法要でいかに讃嘆させていだくのか・・・ということがとても大切なことだと思います。法要まであと3ヶ月、雅友会会員力を合わせ共に研鑽してまいましょう。

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