夏はこれでjoy!

 当寺子ども会の子どもたちが楽しみにしている夏のイベントといえばこれ【東隅組ジュニアサマースクール】今年も正心寺にて8月19〜20日の一泊二日で開催されました。参加者は大隅町はもちろんのこと志布志町や松山町、末吉町等の子どもたち。講師は京都 龍谷大学宗教教育部のお兄さんやお姉さん方で、前日入りししましたので、打ち合わせや連携も十分に取れ本番を迎えました。

 当日の午後、緊張感のある雰囲気の中で開会式が始まりましたが、班会議で少しずつ打ち解けてきて仲良く話す姿が見られました。毎年思うのですが、会ったことのない子ども同志がだんだんと友達になっていくこのシーンが私は大好きですね。もちろんこれは、お兄さんお姉さん方の声掛けサポートの力があってこそですが、子どもの力は不思議なもので新しい友達がすぐ出来ます。
 午後のプログラム レクリエーションを終え、夕食後は弥五郎伝説の里の大浴場にお風呂を頂きに行きました。送迎を組内の金剛寺さん恒覚寺さんにお手伝いいただき時間もスムーズに、子ども達も皆で入れることを大変喜んでいました。
お寺に帰ってきてからは、静かな雰囲気の中“キャンドルサービス” 仏さまのお灯りから分火して、子ども達手元のローソクにさらに分火していき、荘厳な灯の円ができました。その灯を心落ち着けて見つめながら講師の話を聞き、仏さまに感謝しながら就寝しました。

 2日目は6時起床。なかには5時過ぎくらいからモゾモゾしはじめ6時には既に元気いっぱいな子もいました(笑) 朝の清掃では本堂畳の雑巾がけや境内のホウキがけ等、慣れない作業にも一生懸命取り組んでいました。その間に仏婦の方々も朝早くから朝食の支度をしていただき大変でしたが、朝からモリモリおかわりをする子どもたちもいて、仏婦の方々も喜んで元気をもらった、とのことでした。
 朝食後は学習の時間、今年はお釈迦さまの生涯とその御教えについて学びました。その後は皆の楽しみの一つ、室内オリンピックでした。4つのチームで対抗戦を行いましたが、特にファッションショー対決は大盛り上がり。新聞紙を切ったり色紙を装飾したりと男子も女子もそれぞれに変身していました。

 楽しい2日間はあっという間に過ぎ、閉会式では名残惜しく少し寂しい気持ちもあっったのでしょう、しんみりした雰囲気で、龍大のお兄さんお姉さんも別れがつらく涙を流すと、もらい泣きする子もおりました。それくらい充実した時間を過ごしたのでしょう。
 来年も皆のお越しを待っています。 龍大生もまたお会いしましょう!

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