ある本屋の店員さんに、卒業・入学のこの時期によく販売される絵本ということで紹介してもらいました。
『ともだち』 文/谷川俊太郎さん 絵/和田誠さん
見開きのページにわずか1行2行の言葉が端的に且つリズミカルに書かれています。
本を読んでいくと、あるページに『そうそう!』と頷く私の好きなこんな言葉がありました。
『ともだちって そばにいない時にも 今どうしているかなって 思いだす人』
確かに、しばらく会っていない友だちのこと、ふと思い出す瞬間がありますね。先月、
大学の友人と会う機会があり、そんなことを話したことでした。
ある日、この本を小学生に読み聞かせて、それぞれに大切な友だちのことを考えてもらいました。すると、子ども達同士『いつまでもともだちでいようね』という言葉が聞こえて来てとても嬉しく思いました。
今 卒業や転勤シーズンで、これから離れ離れになる友もいるかもしれませんが、大切な友のことを あらためて考える機会となればいいですね。
私にとって友だちとは・・・あなたにとって友だちとは・・・ いい本です。