1月11日(水)に【おはなしとおんがくのもり】というイベントを開催いたしました。これは朗読と音楽のコラボ企画です。
宮崎で活躍中のフリーアナウンサー横山美和さんが絵本の朗読をし、その言葉に乗せて音楽が奏でられました。ピアニストは今村さつきさん、二胡奏者の里地帰さん。
これまで、いろんな方の読み聞かせなど聞いたことがありましたが、美和さんの朗読はプロ中のプロ、鳥肌が立つほどの感動でした。瞬く間に、絵本の世界に引き込まれ、イメージが浮かぶ、たとえ絵本を見なくても空想の中で、自分で色彩豊かに頭に描ける、心にスケッチできる、というような感覚がありました。まさしく「言葉と声が世界を広げる」という感じでしたね。
勿論それらは音楽があるがゆえに、さらに引き立ちます。さつきさんのピアノはなめらかで包み込むよう、時に優しく時に激しく、子どももうっとりするプレイで聴衆を魅了しました。
そして何といっても目玉は二胡奏者の里地帰さん。二胡は中国の大変珍しい楽器で生演奏で聴けることは稀なこと。その魅力溢れる音色は圧巻でした。宙を舞うような、はたまた音色が体をするりと通り抜けるような不思議な感覚は楽しくて仕方がありませんでした。里地帰さんは台湾と日本を行き来されているようで現在大活躍、今後も楽しみなミュージシャンの一人です。
さて、皆すばらしいパフォーマーで、とても贅沢なアーティスティックな時間でした。皆さん、あいがとう!